講習会｜建築物石綿含有建材調査者講習（一般）を終えて | リフォームを高崎市近隣で承る施工のプロがリフォームに役立つ情報をお届け

昨日、今日の２日間、建設業労働災害防止協会群馬県支部（以下建災防といます）からの依頼で建築物石綿含有建材調査者講習（一般）で講師を務めてまいりました。

　会場は建築大工さんが入っている前橋市の群馬県建築業組合連合会さんの建物にて行われました。

ある一定要件を満たした解体工事及び改修工事を行う際、着工された年代如何によっては工事を行う前にアスベストが入っている建材が使われていないかどうかを調査し、その結果報告書を労働基準監督署に報告することが今年の4月から義務化されました。

　さあ、建設業界は大慌て！

なぜならその一定要件が非常に厳しいためです。

解体工事の場合、その部分の床面積が８０m2以上の場合。

解体・改修工事で請け負う金額が税込１００万円以上の場合。

その他にも工作物や船舶にも一定要件がありますが、この金額や規模って、今の時代すぐに１００万円超えてしまいます。

　その度にアスベストの専門業者に調査を依頼してたとしたら・・・

工事をするたびに結構な金額がかかってしまうため、自ら調査できるように資格取得する人が増えているため、今、かなりバズっている講習会です。

　とりあえず今年いっぱい予定されている講習会はすでに満席。

なので、今回のように人を集められる団体さんが建災防に依頼して出張講習という形をとっている状態です。

私の担当は午後の部。午前の先生から引き継いで夕方まで講習をおこないます。

しかし、この講習、最後に確認テストが実施され、なんと各セクションごとに足切り点数が設定されているため、ぼーっと受講していると資格が得られず再テストを受ける羽目に・・・

　なので、皆さん真剣に私の話に耳を傾けてくださいました。

みんな受かっていると良いなあ。

自習時間が終わる時「頑張って合格してください！」と言いながら会場を後にしました。