強酸性泉との戦い|壁のモルタルの腐食を阻止せよ!
皆様こんにちは。
少し前の現場の様子ではございますが、アップさせていただきます。 以前よりブログに登場する草津町の旅館ですが、今回は浴室の壁の工事させていただきました。
ここ、草津温泉は強酸性のお湯が有名ですが、建物を建てるときには、この強酸性泉が悪さをします。
代表的な例は、エアコンや全熱交換器などの機械類ですが、ハズレを引くと1年で基盤か本体が駄目になり故障します。また、当然「鉄」の金物類は使えず、必ずステンレス製か樹脂製のものを採用しないと、すぐに錆びてしまいます。
話を現場に戻します。今回の浴室の腐食は、モルタルです。
写真を見ていただくとわかる通り、この宿は源泉掛け流しで、壁の穴から瓦を樋替わりに浴槽に温泉が入る仕組みですが、この瓦から壁に伝わる温泉成分が、壁の仕上げモルタルを腐食(黒く変色している部分)させ、浴槽内にモルタル内の砂が溜まってしまうため、どうにかしてほしいとの依頼でした。
私と元請の監督さんと左官屋さんであーじゃないこーじゃないと意見を出し合い、最終的に落ち着いた対策案が「余っている瓦を積んで直接お湯が壁に当たらないようにする」でした。
とはいえ、その瓦をどうやって取り付けるのか、技術的に可能な方法は何か等課題は山積みでしたが、とにかくやってみようということで早速瓦を積んでみることにしました。
壁に埋め込んである特注の瓦棒を寝かせて重ねてみたり...
縦に積んでみたり...試行錯誤した結果、この形で行こうということになりました。そして後日、お客様が来ない期間を狙って工事スタートです。
まずは、浴槽のお湯を全部抜き、浴室内を養生します。厚みがあるため、壁の一部をはつり、1枚1枚防水コーキングを接着剤として貼り付けていきます。
最後まで積み上がりました。この後、腐食したモルタルを撤去した部分に再度モルタルを塗り込んで完成です。
先日、別件でこの現場を再訪しましたが、全く問題なく、瓦部分に湯の花がついて趣がありました。
また、別件で行かなくてはならないので、その時に再度よくみてこようと思います。
弊社ではこのような高難度の工事も受け付けておりますので、お気軽になんでもご相談くださいませ。
それではまたお会いしましょう。
株式会社プロアーキ
住所:〒370-1201群馬県高崎市倉賀野町4526-4
電話番号:027-386-6761
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